2026年7月
秋田テレビの2026年度第4回放送番組審議会(江畠清彦会長)が、7月17日開かれ、5月30日に放送された 『秋田銀行スペシャル―ふるさと秋田再発見シリーズ―点描の秋田~絵画作家 永沢碧衣~』について審議した。
秋田に暮らし、いまを生きる一人ひとりの姿を見つめる新番組。秋田のいまと、その先にある未来を映し出す。
第一回は、マタギの里に通い、授かった生き物から画材を作る絵画作家・永沢碧衣さん。
秋田公立美術大学で学び、この土地の自然と人と共に生み出した作品が、若手登竜門「VOCA展」で最高賞を受賞した。
永沢さんの作品を通して秋田の宝物を探った。
委員からは、「30分番組とは思えないぐらい丁寧に作られていた。」「クマを自ら解体し画材に使うなど、作品の持つ独自性やエネルギーに圧倒された。」「精神性が強調されていて、作家を純粋に応援したいと思える番組内容だった。」などの評価があった一方、「作品について第3者目線の解説が欲しかった。」「悩みや苦しみなど作家自身の原点を知ることができるようなものがあればよかった。」「専門用語が多かったので、スーパーなどで説明が欲しかった。」「ナレーションは聞きやすかったが、番組の世界観と違和感があった。」といった指摘もあった。
2026年6月
秋田テレビの2026年度第3回放送番組審議会(江畠清彦会長)が、6月26日開かれ、5月30日に放送された 第35回FNSドキュメンタリー大賞ノミネート作品「それでも、灯りはともる~秋田・上桧木内 紙風船がつなぐ冬と春~」について審議した。
昨年8月、記録的豪雨に見舞われた仙北市上桧木内地区。地域唯一の旅館は浸水し、女将の中島さんは最愛の夫も失った。
深い喪失の中、全国から集まったボランティアの支えが、少しずつ日常を取り戻す力となっていく。
復興の途中にある町で、人が支え合いながら暮らしを続けていく姿を追った。
委員からは、「日本的なボランティアのやさしさが伝わってきた。」「起承転結がはっきりとしていて、時系列で見やすかった。半年以上にわたって、よく取材されていた。」「女将さんが今後どういうふうに生きていくのか興味が湧いた。」などの評価があった一方、「女将が、紙風船を見ずに帰ったのが気になる。」「淡々としすぎていて、見ている人に感動を与える部分がなかった。」「番組タイトルと内容に少し違和感があった。」といった指摘もあった。
