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老舗佃煮店が「ごはんによく合うつくだにシリーズ」開発 伝統守りつつ新たな形で魅力発信 秋田・潟上市

秋田県潟上市の特産品の一つと言えば「佃煮」です。潟上市に接する八郎潟では、かつて白魚やワカサギの漁が盛んに行われ、市内の昭和地区では100年以上前から独自の佃煮文化が発展しました。

この「秋田の佃煮」は、後世に残していきたい食文化「100年フード」として文化庁も認定していて、潟上市内の5社の佃煮店も、様々な新商品の開発に取り組んでいます。

こうした中、老舗佃煮店は、伝統を守りつつ新たな形で佃煮の魅力を広めようと、2月に新商品を発表しました。日本の「佃煮」を世界の食卓へ。開発の背景、そして販路の拡大に向けて取り組む男性の思いを取材しました。

1897年から続く老舗佃煮店「千田佐市商店」。

6年前から家業に加わった千田浩太さんは、より多くの人に佃煮の魅力を知ってもらおうと、2025年5月にカフェをオープンし、店の佃煮を使ったアイスやパフェを提供しています。

千田佐市商店・千田浩太さん:
「自分、そして千田佐市商店としての軸は、佃煮をたくさんの人に知ってもらいたいということ。自分が携わっている中では、洋風というアプローチが多かった」

佃煮の魅力を発信するためにできることは何か。模索する千田さんにアドバイスを送ったのが、千田さんの兄で、世界で活躍するピアニストでもある桂大さんです。

兄の桂大さんから「洋風なだけでなく、伝統に立ち返って、伝統の上でお客さまに知ってもらう方法はないのか」とアドバイスを受けた千田さん。クラシック音楽を極めてきた兄ならではの視点が、商品開発のヒントになったと話します。

千田浩太さん:
「クラシック音楽はずっと昔から、17世紀ごろからの伝統の積み上げの上にできている音楽。その上にポップス、ロックなど色々な音楽が派生していった流れがある。全ての土台になっているという意味で、ここを大事にしているから色々な新しい音楽ができるという部分が、今回の商品作りの軸になっていると個人的には思っている」

伝統を守りつつ、新たな形で佃煮の魅力を伝えることが重要だと考えた千田さん。

原点に立ち返り、“ご飯のお供”として様々な味を楽しんでもらおうと開発したのが、2月に発売した「ごはんによく合うつくだにシリーズ」です。

男鹿の「ぎばさ」と秋田味噌をあえた『ぎばさ味噌』、サバのうまみが詰まった『ほぐしさば味噌』、そして三陸産の「あみ」を使った『あみこんぶ』の3品が揃っています。

経営するカフェにも新メニューを用意しました。3品の佃煮が1つの丼で楽しめる『だし茶漬け』です。

まずは、だしをかけずに、ぎばさの佃煮とご飯をいただきます。

吉方桃花アナウンサー:
「磯の香りがふわっと広がる。ぎばさと味噌の甘さがご飯によく合う」

ここに温かいだしをかけると、佃煮の味が溶け出しさらに深い味わいに。一度で様々な味が楽しめる一品です。

新しい佃煮シリーズは今後、県内外の米どころを中心に販売する予定ですが、販売先は国内だけにとどまりません。

開発販売担当・若松幹典さん:
「ちょうどオーストラリアのおにぎり店で、日本の食材をタイミングよく探していた業者がいて、そこでオーストラリア向けに商談を進めているところ」

千田浩太さん:
「今回はご飯に合うということを一つの目的としてやったが、同じように伝統を崩さない中で、色々な食べ方の提案のための商品作りやPRを、もっと色々な形で季節に合わせてやっていきたい」

日本の「佃煮」を世界の食卓へ。今後も老舗の味を様々なアプローチで届けていきます。

03月13日(金)19:30

 
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