9月は防災月間です。災害をいかに防ぐか、備えについて考えます。
2025年の1年間に、秋田県内では火災により16人が命を落としました。
万が一、火事に巻き込まれたらどう行動するか、いかに命を守るか、考えていますか。
火災予防を呼びかける団体が16日、秋田市で研修会を開き、避難経路確保の大切さなどを訴えました。
ONE LOVE・渡邉航生代表理事:
「自分がいる場所での避難方法を知っておかなければいけない。普段過ごしている教室で入口がふさがったら、どうやって助かればいいのかを。火災が起きないのが一番いいが、1回だけでも学んでおけば、何かあった時に絶対体は動く」
火災予防を呼びかける団体「ONE LOVE」の渡邉航生さんは、2026年3月まで山形で消防士として勤務していました。現在は全国の幼稚園などで子供や保護者に、火災の際にいかに命を守るかを伝えています。
秋田市の日本赤十字東北看護大学で開かれた研修会には、現役の消防士など約40人が参加しました。
6月に東京・北区の小学校で発生した火災では、とっさの判断で窓の外に避難したことが命を守りました。
一方で、火災は予測が難しく、日頃から避難経路を考えておくことが生死を分けます。
消防士を目指す参加者は「今まで消防士のイメージといえば、現場での人命救助だったが、その前の火災予防など、まだまだ人を助けるためにできることが多いなという印象を持った」と話し、消防士の仕事のイメージが広がったようです。
現役の消防士は「私たちの独り善がりな火災予防教室ではなく、市民が分かりやすいように話せればと思う」と話していました。
ONE LOVE・渡邉航生代表理事:
「自分のために何かを気を付けるのは、火災予防に限らず、すごく難しいと思っているが、『誰か守りたい人がいませんか』と言われたら、頭には必ず誰かが浮かぶはず。その人を守るためなら行動する人が多いと思うので、それを伝えたい」
10月には羽後町の子ども園で火災予防教室が行われる予定です。
渡邉さんは、日頃からできる火災予防について「火災警報器を設置すること」「掃除をしておくこと」「外出先で避難経路を確認すること」と話していました。
これからの時期はストーブなど暖房器具を使う機会が増えます。暖房器具の周りには物を置かないようにしましょう。
09月16日(水)18:30