caster201504

6月17日は「おまわりさんの日」 明治期は伝染病にも対応 “地域の安全守る”警察150年の歩み 秋田

6月17日は「おまわりさんの日」です。今から約150年前の1874(明治7)年に、日本で初めて「巡査制度」が始まり、警察官という職業が誕生したことに由来しているそうです。交通違反の取り締まりから伝染病への対応まで、幅広く地域の安全を守ってきた警察の歩みをたどります。

日本で巡査制度が始まった翌年の1875(明治8)年、秋田県庁に警察事務を担う組織が置かれました。そして、各地に現在の警察署や交番の原点となる「警察屯所(とんしょ)」が置かれました。

史料によりますと、例えば旧大曲村、現在の大仙市大曲には、1875(明治8)年に警察屯所が設置されたという記録が残っています。場所は、JR大曲駅から花火通りを抜け、南へ約800メートルの地点だったと推定されます。

そして、3年後には大曲警察署に改名されます。戦後まもなく警察制度が大きく変わる中、国管轄の警察組織「国家地方警察」が置かれた時期もあります。その後、再び大曲警察署となり、平成の大合併を経て現在の大仙警察署となりました。

時代が変化する中、警察は当初、どのような役割を担っていたのでしょうか。秋田県警察本部広報広聴課の伊藤満次長に聞きました。

県警察本部広報広聴課・伊藤満次長:
「ベルまたはその他の音響器を車体に装置し、もしくは携帯のこと。夜間は灯火を用いること」

これは、1902(明治35)年に公布された自転車の取締規制の一部です。現在の交通反則通告制度、いわゆる「青切符」とは仕組みが違いますが、当時も警察が自転車のルール違反を取り締まっていました。

また、明治時代は現在のバスにあたる「乗合馬車」も取り締まりの対象でした。乗せてよい人数や運転手の服装まで細かく定められ、違反すれば処分の対象となりました。

さらに、当時の警察は治安だけでなく、衛生に関わる仕事も担っていました。開国後、海外との交流が盛んになった日本では、明治時代に伝染病のコレラが流行し、秋田も例外ではありませんでした。

県警察本部広報広聴課・伊藤満次長:
「1878(明治11)年には、現在の由利本荘市や秋田市土崎でコレラが流行し、警察官は患者の監視や隔離、消毒といった対応にあたった。『衛生警察』として活躍したが、任務中に命を落とした警察官もいた」

そして、警察といえば印象的なのが制服です。明治時代に県内の警視が身に着けていた正装服をみると、肩や袖もとに装飾が施されている部分は現代と共通していますが、色合いやデザインは時代によって大きく違っています。

装備も今とは違い、「サーベル」と呼ばれる洋風の刀を持っていました。

県警察本部広報広聴課・伊藤満次長:
「終戦後、GHQの指示でサーベルは廃止され、代わりに木製の警棒が使われるようになった」

時代とともに仕事の中身も制服も変えながら地域の安全を守ってきた警察。その歩みは今につながっています。

法律違反を取り締まるだけでなく、感染症への対応など、当時の警察が人々の暮らしを幅広く支えていたことが分かりました。

今も特殊詐欺被害や相次ぐクマの出没など、県民の不安や困り事は時代とともに変化しますが、伊藤次長は「いかなる時代でも、私たちの職務に対する誇りと使命感は変わらない」と力強く話していました。

06月17日(水)18:30

 
-PR-

県内ニュース

06月17日(水)
- PR -
06月16日(火)
-PR-
06月15日(月)
-PR-
06月14日(日)
-PR-
06月13日(土)
-PR-
06月12日(金)
-PR-
06月11日(木)
-PR-

FNN全国ニュース

 

FNN.JP

フジテレビ系列28局
すべてのニュースは

FNNプライムオンライン

[New!]LINE・Smartnews・Youtube

公式LINEスタート


QRコードでお友達登録してLINEでニュース!

スマートニュース
SmartNews
Youtube
LiveNewsあきた
「LiveNewsあきた」をSmartNews&Youtubeでも!
チャンネル登録してチェック!!

災害情報&速報

2026年06月18日03時22分 現在

---

2026年06月18日03時22分 現在

ニュース速報はありません

FNNビデオPost

FNNビデオPost