大型連休に合わせて人の動きが活発になっていますが、秋田県内では行楽地や生活圏でのクマの目撃情報が後を絶ちません。高速道路を走行中の車は、あわや衝突。人気の釣りスポットでは、警戒態勢が続いています。
30日午前11時ごろの秋田自動車道。大仙市付近を走行している車のドライブレコーダーの映像にはクマが。突然前方から現れました。衝突寸前でクマは道路を横切り、去っていきました。
車に乗っていた人にけがはありませんでしたが、ひやりとする瞬間でした。
一方、秋田市では29日、人気の釣りスポットとなっている秋田北防波堤付近を悠々と歩くクマが目撃されました。配管の上を歩くクマの奥には、釣りをしていたと思われる人の姿がありました。
クマは約1時間、堤防などを歩き回り、そのまま姿を消しました。
防波堤を管理する秋田港有効利活用協会によりますと、29日は北防波堤の無料開放日で、午前9時から職員と釣り客で、津波とクマ出没を想定した避難訓練をしていました。訓練を終え、釣りを始めようという矢先に、本物のクマが現れたということです。
さらに、30日午3時20分ごろにも周辺でクマの目撃情報が寄せられています。
協会は、爆竹やラジオの音を鳴らすなどの対策を取るほか、クマ撃退スプレーを設置して営業を続けることにしています。
防波堤近くの秋田港では、30日も釣りを楽しむ人の姿がみられました。
市内から訪れた男性は「いまはクマは山でなく海に出る。魚を釣るのも大変」と話していました。
釣りに加え、山菜採りも趣味だという男性は、山でも海でもある対策をしているといいます。
男性:
「クマよけ。山に行くときも空気鉄砲を4~5回鳴らして山に入り、また10~15分おきに鳴らす」
30日は、秋田市の新屋地区でも散歩をしていた男性がクマ1頭を目撃しています。近くの会社は、クマが嫌うとするにおいがするロードコーンを出入口に約10本設置し、対策を進めていました。
また、27日にパトカーがクマと衝突した潟上市天王では、30日もクマが目撃されています。周辺には海水浴場や道の駅があり、警察が警戒を続けているほか、市が箱わなを設置したということです。
04月30日(木)18:30