明治安田J2・ブラウブリッツ秋田の選手や監督らがホーム開幕戦を前に13日、秋田市役所を訪問しました。この中で穂積市長は「新しいスタジアム整備の議論を勝つことで後押ししてほしい」と激励しました。

秋田市役所を訪れたのは、ブラウブリッツ秋田の岩瀬浩介社長と吉田謙監督、そしてキャプテンを務める岡崎亮平選手です（※岡崎選手の「崎」は「たつさき」）。

岡崎選手は「秋田を熱く盛り上げたいという思いで練習を重ねている。その成果をホームで見せたい」と意気込みを語りました。

ところで、ブラウブリッツの本拠地となる新たなスタジアムについて、秋田市は八橋運動公園の第2球技場と健康広場に公設で整備することを決めています。

穂積市長は「市議会などから反対意見は出ていない。勝つことが議論に力を与えてくれると思うので、選手には躍動してほしい」と激励しました。

ブラウブリッツ秋田・岩瀬浩介社長：
「新スタジアムについて議論をしっかりと積み重ねてきたので、勝敗でそれがどうこうなるというのは違う話だと思うが、後押しできるようにクラブとしてできることをしっかりと進めていきたい」

秋田県と秋田市、クラブの3者は14日に新スタジアム整備に関する協議会を開き、今後の方針について話し合うことにしています。

なお、クラブの関係者は12日に佐竹知事を訪問し、新スタジアムの建設費について知事から「サポーターなどから支援を募り、自己資金を調達しては」と指摘を受けました。

これに対して岩瀬社長は、報道陣の取材に「事業主体がどうなろうと民間の力を合わせて資金は負担していきたい」と答えています。

03月13日(木)20:30